銀行と資金移動業者 3つの違い
取り扱う金額の違い
銀行
銀行の行う送金は、取扱金額に制限がない。
銀行の行う送金は、取扱金額に制限がない。
資金移動業者
資金移動業者の行う送金は、1回あたり100 万円以下でなければならない。
資金移動業者の行う送金は、1回あたり100 万円以下でなければならない。
経営形態の違い
銀行
銀行業務以外できない。
資本に制限がある。
銀行業務以外できない。
資本に制限がある。
資金移動業者
業務に制限がない。
資本に制限がない。
業務に制限がない。
資本に制限がない。
破産した場合の利用者保護の仕組みの違い
銀行
銀行は、預金保険法によって決済債務が全額保護される。
銀行は、預金保険法によって決済債務が全額保護される。
資金移動業者
資金移動業者は、ユーザーから預かった同額以上の資金を供託する義務がある。
資金移動業者は、ユーザーから預かった同額以上の資金を供託する義務がある。
預けたお金・送金したお金は安全なのか
海外送金する上で心配なのが、送金したお金・預けたお金は、果たして安全なのか?!銀行は、預金保険法や信頼性が高い日本では、さほど心配になることもないだろう。
しかし、馴染みのない聞き慣れない資金移動業者を利用するとなると、資金は安全なのかという不安にかられることがあるかもしれない。
しかし、資金移動業者になるには事前に内閣総理大臣の登録が必要で審査がある。2016年現在全国で45社登録されている。
送金した資金は、相手に届くまで全額保全することが資金決済法で義務付けられている。
よって、どの資金移動業者を利用しても資金は法律で保証されていることになる。